1歳児の推理力

1歳半の次男は、おさんぽが大好き。
長男の園バスのお迎えに、
家から10分ほどのバス停まで行くのが楽しみらしい。

歌の好きな子なので、お迎えの時間になると
♪おにいちゃん おにいちゃん
 おにいちゃんのお迎えに
 行きますよ〜 行きますよ〜
 おにいちゃんのおむかえに 行きますよ♪
という、私のつくったでたらめな歌をうたいながら出かける準備をする。
最近は(かなり変なメロディーなんだけど)、
きちんと音を合わせて一緒に歌ってくれるようになった。

くつをはいて外に出ると、うれしくてたまらない様子。
気をつけていないとすぐに私の手を離して、きゃあきゃあ言いながら走り出す。
おかしいなあこの前まで歩けなかったのに。
信号を渡るところは危ないので抱っこをして、
バス停のところの植え込みに降ろしてしばらく遊ぶ。

木の実の腐ったのを拾ってプレゼントしてくれたり、
アリの観察をしたり。
トラックやゴミ収集車や車両運搬車や小型油圧シャベルなどの特殊車両が通ると、
目で追いかけて手を振る。
にこにこと手を振り返してくれる運転手さんも多い(笑)


いつものように2人並んで通り過ぎる車を眺めていたら、今日は急に
次男は車に触りたくなってしまったようで、
手を前に差しのばして道路の方へ歩いていこうとした。
私は次男の手をそっと引いて
「車かっこいいけど、近づいたら危ないよ。
 ぶつかって、しゅんすけがゴンってなって、いててになるよ。
 車は、ここから見ているのがいいよ〜」
と言うと、次男は口をきゅっと結び、
「・・・ゴン、・・・とん。」
と言って後ずさり、植え込みのブロックに腰を下ろして、車をじっと眺め始めた。

次男の辞書にはこう書いてある。
ゴン=頭を打って痛くなること。あるいは頭を打つこと。
とん=おっちんとん。座る。
彼は「そっかあ、頭打って痛くなったらいやだなあ。ここに座って見とこう。」
と返事をしてくれたのだ。
なんて論理的な思考回路!
(ただの親ばか?)


しかしそれだけ話のわかる次男だが、
抗えない衝動も多々あるらしく・・・。

次男も私が料理をしているところを、流し台の横から眺めているのが好きだ。
1人で大人の座るイスを押して運んできて、流し台の横に設置して、
苦労して這い上がり、流し台のふちをつかんで、やあっと顔を出す。
とてもかわいいんですけどね、じっとしてないから困るんですよ。
電子レンジのボタンを押したり、
お箸やフォークを引き出しから出して振り回したり、
三角コーナーのゴミを触ったり、水を出したり・・・。
「あのね、色々触ると危ないし、お母さん困るのよ。
 じっとおっちんとんしといてもらえますか? 
 そうやって触ってるんだったら、ベッドに入ってもらいます。」
と言うと、
「とん!」と言ってイスの上に座る。
「ありがとう、そのままでいてね。」と言ってちょっと目を離したら
立ち上がってまた何かを触っている。
「しゅんすけ、おっちんとんしてくれないならベッドに入ってもらいます。」
「とん!」と言ってイスの上に座る。
また目を離すと立ち上がって何か触っている。
・・・
「じゃあ、お座りしてこの本を読んでいてくれる?」と絵本を渡してみた。
「とん!」と言ってイスの上で本を開く次男。
でも気がつくと、流しの上に本を置いて立っている・・・

私の話はわかっているけど、流しの横は大して危なくないと知っているようだ。
申し訳ないが料理中隔離するときのために、ベビーベッドはまだ必要だ。

ちなみにベビーベッドからは、脱出しようとして3回落ちて、
もう脱出を試みることはなくなった。
やはり「ゴン」という結果を招くことは、学習してやめるようだ。
これって、未来を推理できているのではないか?
論理的結末をわかっているんじゃないか?
それともただの親ばかか?


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by Inahoadler | 2016-03-17 00:08
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