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あやしい香り

最近はお風呂ネタばかりな気もするけれども・・・
ある晩、私が次男を先にお風呂からあげて、
長男はそれから1人で髪と体を洗ってあがってきた。

私が浴槽のふたを閉めようと浴室に入ると、
シャンプーを置いている棚も浴槽の中もふろぶたも全部泡まみれだった。
香りや泡の感じから、明らかに私のシャンプーが勢いよく飛び出たもよう。
私 「こうすけ、今日お母さんのシャンプー使った?」
長男「・・・い、いいえ!使ってませんよ。」
   ぴくっと固まって、視線をそらして言う長男。あやしい・・・
私 「えーほんとに使ってない?」
長男「使ってはいません。ぼく子供用シャンプーで洗ったから。なんで?」
私 「そうなの?でも、お風呂中あわあわになってて、
   お母さんのシャンプーのにおいがするから、きっと何かが起きたんだと思うんだけど。」
長男「あーそうかーにおいか・・・」
   ばれてしまったかという感じの顔をする長男。
私 「お母さんは鼻がいいんだよ〜 笑
   あ!もしかして、頭洗ったのはこうすけのシャンプーだけど、
   お母さんのシャンプーを出しちゃったのかな?」
   長男の目が輝く。
長男「そうなんだ!ぼくね、ばこーんって手があたっちゃって、
   そしたら、ぴゅう〜んってシャンプーが飛んだんだよ!」
私 「そうなんだ。しかたないね。これから、押しちゃわないように気をつけてくれるかな?
   お母さんもぴゅーんって飛ばしちゃったことあるからわかるんだけど、
   あのシャンプー勢いいいから・・・」
長男「はーい!」


長男は嘘はついていなかった。
私のシャンプーを使った・使っていないであわや権力闘争になるところだったけれど、
小さい子どものやることとか言うことって、
大人には予測もつかないことが多いのだとわかってきたので
最近は事故が減ってきた。
「子どもの話を聞く」というのは、
こちらが何らかの判断をまったくすることなしに、
子どもの言葉をそのまま受け取めるということなんだなあ・・・
まずは落ち着くことが肝心だ。


by Inahoadler | 2016-03-14 15:54
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